2014年のハイライトは2月に来てしまった - ミュージカル「太陽を抱く月」
2014年1月からソウルのトウォル劇場で行われたミュージカル「太陽を抱く月」。
SUPERJUNIORキュヒョン、少女時代ソヒョンが共演!とあって、これは私が観に行かなければどうするのおおおおおと、息を巻いてソウルまで飛んでいきました。
「太陽を抱く月」
あらすじは、とある時代の王朝の世子(皇子)であるイ・フォン(キュヒョン)と、王に仕える重臣の娘ヨヌ(ソヒョン)の初恋物語。
そこにフォンの腹違いの兄である陽明君やらヨヌに仕える使用人ソルやらの恋心とか、出世に燃える重臣ユン・デヒョンの策略で2人が引き離されるだとか…。
適当なので気になった方はドラマ見るかwikiってください。←
韓国のミュージカルは基本ダブルまたはトリプルキャストであることに加え、今回はキャスティングが三回に分かれて発表されました。
お目当ての公演のチケットが取れる確率が低く激戦!?と思いきや、売れるのは良席だけでソキュ公演でも二階席は空いてた…(涙目)
結果的に一次発表時にはソキュ共演日がなく、二次以降にキュヒョンさんが土日に出演する確証もなかったため、1月と2月にそれぞれ渡韓する事になりました。
1月のお相手はリナおんに。2月は待望のソキュ共演日!
職場で流行するインフルエンザにおびえながら当日を迎えました。
でも結果的に1幕の子供時代はとにかく動きが可愛くて、右側にいるフォンと左側にいるヨヌ両方見たい!!ってなるので、ぎゅに集中できる公演があったのはとても良かった。
字幕がないため、予習のためにドラマを見て行ったけど、ミュージカルの方がヨヌの世子様(フォン)への気持ちが伝わってきました。
ドラマは2人の絆が「運命だから」なだけで、お互いどうしてそこまで好きなの?と思ったけど、ミュージカルは文通しているときのウキウキ感が全面に出ていてまさに初恋!忘れられないのも納得!でした。
そこを感じたからこそ、引き離されるときの叫びに共感してしまい、1幕終わるときは号泣でした。
そして2014年2月11日のキュヒョン・ソヒョン公演…><
超!超超超弾丸だったけど行ってよかった!
2人の共演は何度も見ているけど、運良く5列目のほぼ真ん中で見れたこともあって、2人が作り上げる雰囲気を感じることができて、感無量だった…。
『그래 사랑이다』は演出もとても綺麗でここは絶対に双眼鏡とかじゃなくて舞台ぜんぶを観てほしい!『恋書』と並んで大好きな曲です。
ぎゅフォンの『せじゃびん、そうぉぬまれば?(ニコッ)』はもう白目むいたよね。
ソヒョンの初ミュージカルがヨヌ役で良かった!(^^)
世子様への恋心とかウキウキ感を可愛らしく(時に暑くるしく)まさに文字通り"熱演"してたそひょな♡
仕草がひとつひとつ可愛すぎました!><
ソヒョンの演技は大きいし(時に暑くるしい)けど、そのおかげで歌詞の全訳がわからなくてもヨヌの気持ちが伝わる演技で、ミュージカルに向いてるんじゃないかなぁと思った。(あくまでもファン目線の感想だけど)
ただやっぱり息継ぎが目立ったりぎゅの声量に飲み込まれていたところもあって…あとリナおんにの『せじゃちょはー!』の迫力にも及ばないけど、まだまだこれからも成長していつかミュージカルファンを圧倒させる女優になってほしいなと思いました(*^^*)
ソヒョンは本当に世子様へのドキドキ、初恋感を全力で演じてて、ヨヌたん考えてることだだ漏れ(^q^)状態。
メインは明陽君たちのシーンでも、スポットライト当たってないのに勉強中に世子様とのやりとりを思い出す設定で 『ここに世子様がいて…毛布をめくったら…目が合って♡きゃっ♡…ってバカバカ、お勉強に集中しないと!>< はぁ…世子様…♡(ぽわん)』 みたいな動きをいちいちやってるんですね。アツいわ。めっちゃかわいいわ。
そしてキュヒョンの歌声が大好きな私は約3時間の公演中ずっと彼の歌の世界に浸れることがとても幸せでした。
語弊があるかもしれないけど、今回のキャスティングは良い意味での『ソヒョンのバーター』だと思っていて、初めてミュージカルに出るソヒョンに対して、経験も豊富で、韓国のミュージカル界である程度の地位を築きつつある”キュヒョンおっぱ”が支えてくれることはソヒョンペンとして本当に心強かった。
とてもスケジュールが忙しい中、新しい仕事に挑戦してくれたことに感謝だし、眠れなかったと話すほどに真剣に向き合ってくれていた作品だから、本当に感動して、一幕の最後の『ヨヌやー!』なんてぼろぼろ泣いたよ。号泣だったよわたし。
ぎゅもコミカルなシーンでは本当にかわいかったなー。
2月の観劇はみんなアドリブというか、台詞にあそびが増えて、韓国語がわからないのがほんとーに悔しいけどおもしろかった!
これが感じられたのも2回渡韓したおかげだね。いっぱいお金払ったからね!←
1幕の世子時代はどれも可愛くて毎秒見逃せませんが、私的にいちばんどっきゅんポイントだった『그래 사랑이다』
とても細かいですが、マスコミにも大きく取り上げられた"奇襲ぽっぽ"のことは忘れたくないので最後に書きます。
一連の流れとしては、
①まず正面からちゅーしようとして簪で遮られる
②悔しがる(とっても可愛いよ!)
③また正面からちゅーしようとフェイント
④「もうやらないよーん」とばかりに離れる
⑤後ろから奇襲ぽっぽ!
なんだけど、この、③です!みなさん!この③の動きが!
来るか来ないかの!ドキドキしちゃうやーつー!
ぎゅはやっぱり背が高いから、見下ろす感じもとてもきゅん…
最後の最後に。あらすじは適当に書いてしまいましたが、作品としても「太陽を抱く月」は大好きになりました。
王朝もの、歴史ものが元々好きなのもあるけれど、叶わない恋がいくつも出てきて切ない。
特に、策略で王妃となったポギョンの「あなたは自分の初恋ばかり大事にするけれど、私にとっての初恋はあなたです。私の初恋はどうなるのですか。(台詞ニュアンスです)」てのは、ミュージカルではカットされちゃったけどドラマ見てずしーーーん!って来ましたね。
根っからの悪人じゃないんだよね!みたいな。
しかも、さらに付き人のウンがドラマでこれまたすごくいいキャラクターなんだけど(ミュージカルではほぼ飾りで残念)、原作ではもっと深い設定があるみたいで、ムネアツでした。
というわけで、この作品を知るきっかけとなってくれたという意味でもソヒョン、キュヒョンの2人には感謝ですね。
おーしまい。